つわりが始まり、お腹が空いて食べたい気持ちはあるんだけど、
実際に食べると気持ち悪くなって吐いてしまう、
そんな状態になる妊婦さんも多いです。
食べたいのに食べれないのは辛いですよね。
どうしたら食べれるのでしょうか。
つわりで気持ちが悪いとはいっても、
胃が空っぽになれば空腹を感じます。
そして、気持ち悪いからとそのまま食べずにいると空腹により、
ますます気持ち悪くなってしまいます。
気持ち悪いからと食べずにいるのはやめたほうがよさそうです。
朝起きてすぐが一番気持ち悪い、と感じるのはそのためです。
そんな時は、フルーツやゼリー、ヨーグルトなど何でもよいので
少しだけ口にすると空腹による気持ち悪さが和らぐようです。
試してみてくださいね。
つわりの時は食の好みが変わります
つわりになるとなぜか今まで好きだったものが食べれなくなったり、
逆に今まで嫌いだったものが食べれるようになったりします。
つわりの原因として、酸性になった体をアルカリ性に戻そうとするため、
という説があるのですが、この為なのかもしれません。
また、ホルモンバランスや自律神経の乱れにより、
さまざまな体の変化が起こり、食べ物の好き嫌いにも変化が現れる、
という説もあります。
とにかく、今までと食の好みが変わってしまうので、
自分のことなのに、何が食べれるのか、何が食べれないのか、
実際に口に持ってこないと分からないという状態になってしまいます。
とても困った状態ですが、つわりを乗り切るため、
自分に合った食べ物が見つかるよう頑張ってください。
つわりの時期に食べやすいもの

つわりの時期に食べれるものは人によって異なりますが、
多くの人が食べやすいと感じたものをご紹介します。
温かいご飯より冷えたご飯の方が食べやすいようです。
ご飯の炊けるにおいや温かいご飯のにおいがダメになる人が多いようです。
冷えたご飯なら受け付けやすくなるようです。
小さなおにぎりにしておくと、小腹が空いたときにつまめるので便利です。
冷たいお茶をかけて冷やし茶漬けにしても食べやすいです。
肉や魚より豆腐の方が食べやすいと感じる方が多いようです。
冷ややっこなら冷蔵庫から出して醤油をかけるだけで
食べれますので、調理の手間いらずでよいですね。
野菜ではトマトが食べやすいと感じる方が多いようです。
あの酸味が食べやすく感じるのかもしれませんね。
果物ならいちごやオレンジ、グレープフルーツが食べやすいようです。
また、バナナにはつわりの症状を軽減するビタミンB6が含まれています。
是非試してみてください。
こまめに食べる
つわりの時は、お腹が空きすぎても気持ち悪くなり、
食べ過ぎても気持ち悪くなってしまいます。
そのため、こまめに少量づつ食べるとよいそうです。
1日3回の食事ではなく、5回くらいに分けるといいかもしれません。
私は朝、昼、晩に加えて、10時と3時のおやつで1日5回食べていました。
朝起きた時に空腹で気持ち悪くなる場合は、
夜寝る前にも少し食べるとよいでしょう。
仕事をしている方は、簡単につまめるように
小さなおにぎりや、クラッカーなどを持っていき、
休憩時間などに食べるとよいでしょう。
水分補給はしっかりと行う

つわりの時は食欲がなくても、脱水症状を避けるため、
水分はしっかり摂るように心がけましょう。
温かい麦茶や水がお勧めですが、
人によっては受け付けない方もいるでしょう。
温かい麦茶やお水がお勧めですが、
人によっては飲めない人もいるでしょう。
そんな時は生姜湯はいかがでしょうか。
生姜にはつわりの吐き気や嘔吐を緩和する効果があります。
作り方は、お湯に生姜をすりおろすかスライスにし、
黒砂糖やはちみつで甘みをつけます。
氷を入れて冷やして飲んでもおいしいです。
食事がほとんど食べれない状態の時は、
スープやアイスクリームが栄養も水分も摂れてよいでしょう。
口の中が熱く、水が飲み込めない時は、
氷を口に含むと、冷たくて気持ちよく水分が摂れます。
トマトやスイカなどの水分の多い野菜や果物を食べることでも
水分を摂ることができます。
どの方法がいいかは人によって異なりますので、
いろいろ試してみてくださいね。
無理をしない

つわりを乗り切る一番のコツは「無理をしない」ことです。
食べることも無理をせず、
食べれるときに食べれるものを食べるようにしましょう。
また、つわりの時は動いてなくても、
体の中でめまぐるしく変化が起こっているため疲れやすくなっています。
疲れたと感じたら無理をせず、
横になって休むようにしましょう。
そして、
水分さえも摂れない、
明らかに尿の量が減った、
5Kg以上体重が減ってしまった場合は、
病院で相談することをお勧めします。
つわりはひどくなると妊娠悪阻という状態になり、
危険な状態になり、生命にかかわります。
病院では点滴などの処置をしてもらえ、体が楽になります。
点滴では改善しない場合は入院ということにもなりますので、
早目に病院で相談しましょう。